
今回は新型コロナ後の働き方について気になる方に向けてです。
こんにちは。週休3日サラリーマンです。
多くの人が4月から自粛生活をされていたと思います。2020年5月21日は大阪などが解除され、少しづつではありますが「新しい生活様式」を基に日常を取り戻しつつあります。
しかし、人との接触の懸念はしばらく続きそうです。多くの企業は東京と大阪を中心として大都市に本社を構えておりどのように経済活動、事業活動を行っていくのかが課題になっています。


今回の新型コロナで人との接触の危険性を認識した方も多いはずです。経団連も通勤時の感染リスク軽減に向けた週休3日制導入の検討を促しています。
既に私は20代で週休3日制で働いています。週休3日で感じたことは下記からどうぞ。
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週休3日で感じたこと ~メリット・デメリット~
こんにちは。1年半前まで週6日出勤、10時間労働をしていた週休3日サラリーマンです。そんな生活をしていた時の日曜は食事取る時だけ起きてました。あとはひたすら寝る。たぶん18時間くらいの睡眠時間だったと ...
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緊急事態宣言以降、在宅勤務を行ったことによって「電車で出社して、土日になると休み」という従来のサラリーマンスタイルの就労が変わりつつあります。もともと週休3日を取りえれていた企業はあり注目はされていましたが、もう少し先になる予定だった週休3日制の時代が早まるではないかと思います。
今回は私が日本で週休3日制を実現する為には何が必要か考えました。
週休3日を実現するポイント
週休3日制実現のポイント
・生産性向上
・仕事の共有
・個人成果に走る
生産性向上
生産性の向上は個人の意識の話になります。企業としても週休3日制を実現する仕組みを作ることももちろんですが、働き手としてのサラリーマンの生産性向上意識が大事だと思います。
私が新卒で入社した時に感じたのが、

口癖のように「それはやれない」、「わしには無理だ」と言う人が多くいました。結局こういう連中が仕事をしないので仕事ができる人に業務が集中して一定数の人だけが仕事をしているという状況になります。
今は崩れつつありますが、日本の終身雇用制度がもたらした負の遺産です。別に仕事をやろうとしなくても解雇されないから成長しようという意欲を持たない人が出てきます。
もちろん、人によって向き不向きはありますが、頑張ろうという姿勢を持たない層が一定数いるのに驚きました。私が感じたのはどんどん後から入ってきた社員に能力で抜かれて悔しくないのかなと思いました。
週休3日制を実現するためには個人レベルでの仕事に対する意識を上げることも重要になってくると私は考えます。
生産性については下記記事にまとめたのでご覧ください。
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生産性の話
テレワークなどを通じて普段と違った仕事のやり方に違和感がある人はいると思います。場合によっては生産性が下がったと思っているひともいるかもしれません。日本はGDPは世界3位ですが、先進国で生産性が良くな ...
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仕事の共有
こちらは会社としての仕組みですが、ある程度誰がやっても仕事が成り立つ仕組みを作るということです。
仕事を分け合うというニュアンスより共有です。
例えば営業なら、、、
私は前職で営業をしていましたが、取引先の担当分けなどありますね。例えばA店は○○さん、B店は△△さんみたいな感じです。
この担当振り分けってA店は○○に任せたという感じの割り振りですよね。もちろん上司や管理職は部署や営業所を束ねているので担当を割り振ったとしてもA店の事情を把握しています。
しかし△△さんはA店を把握するってことはあまり無いんですよね。そうなると○○さん頼みになってしまいますよね。
そこを部署や営業所なり全体で把握するという意識があれば、たとえ○○さんが居なくても仕事が回るはずです。
部署や営業所で仕事を共有する為にはチームでまとまる必要があります。部署で目標を作り同じ方向を向いていないと難しいかもしれません。
私の会社では会社の文化として全員同じ目標を持ち、同じ方向性を向いています。だからこそ、仕事の共有ができていて週休3日を実現しています。
その為、新しく人を採用する際は私が所属している会社の文化に合うか合わないかをしっかろと見極めています。
恐らく文化に合わない人がいたらとても居づらいかもしれません。それくらい会社の文化は重要です。
私の前職の会社は昭和文化が根強く残っており非常に居づらかったです。
超個人成果に走る
上記方法だと「誰かがやってくれる」と思うやつが出てくるという可能性があります。ということで全く逆の発想です。
部署や営業所全員で仕事を把握すると必ず怠ける人が出てきます。組織ってそういう風にできてます。
それならば個人成果に走るしかありません。日本の働き方ってある程度誰かがカバーしてくれるようになってます。しかし、その誰かがカバーしてくれる文化を無くして個人に任せる。
できなかったらクビになる。極端かもしれませんがこれくらい荒療治すれば週休3日はできると思います。
日本は終身雇用文化が色濃く残っているので反発はかなりありそうですが(笑)
まとめ
前から日本では週休3日制の話はありまし、限定的ではありますが日本でも週休3日制を取り組んでいる企業も増えていました。
間違いなく週休3日制は従業員の幸福度と仕事の集中力は上がるとものの業界・業種によっては組織構造上、他社との競争力の圧力がある為、実施は難しいとは思います。
とは言え、新型コロナ後の生活は大きく変わりますし、週休3日制には真剣に考えていく必要があると思います。机上の理論では何も始まらないのでトライ・アンド・エラーで週休3日制を試していくのが重要だと思います。
そうすれば一週間の労働でどのような形で時間短縮や仕事の共有ができるかも具体的に見えてきますし、会社の業績に及ぼす影響もわかるようになるはずです。
うまく実現できれば人材募集の上でも「週休3日制度」は大きな魅力になるので、優秀な人材も集まってくるのではないでしょうか?
今回のコロナ後の生活を活用するがチャンスになるかもしれません。